歴史・戦史

「箱根富士屋ホテル物語」

箱根富士屋ホテル物語 (小学館文庫) 作者:山口 由美 小学館 Amazon 箱根富士屋ホテルと言えば歴史を誇る名門ホテルですが、最近、ちょっと立ち寄る機会があり、改めて関心を持って、この本を読んでみました。 著者は同ホテルの創業者一族で、単なるライター…

「クレムリン秘密文書は語る 闇の日ソ関係史」

クレムリン秘密文書は語る 闇の日ソ関係史 (中公新書) 作者:名越健郎 中央公論新社 Amazon 最近、 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (講談社現代新書) 作者:池上彰,佐藤優 講談社 Amazon を読んでいたところ、「クレムリン秘密文書は語る…

「戦国の村を行く」

戦国の村を行く (朝日新書) 作者:藤木 久志 朝日新聞出版 Amazon 藤木氏の本は、読んでみたいと思いつつ、買って放りっぱなしでなかなか読めずにいたのですが、これがKindleで出ていることを知り、落として読んでみました。予想通り興味深く読めました。 私…

「真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960」

真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (講談社現代新書) 作者:池上彰,佐藤優 講談社 Amazon 私自身、東京地検公安部に在籍していたこともあり、また、その後も右翼、左翼といった存在には興味、関心を持っていて、平均的な日本人よりはそうい…

「太平洋の巨鷲」山本五十六 用兵思想からみた真価

「太平洋の巨鷲」山本五十六 用兵思想からみた真価 (角川新書) 作者:大木 毅 KADOKAWA Amazon 山本五十六については、多数の書籍があり、映画でも取り上げられて、今なお根強い人気がある人物ですが、本書では、戦略、作戦、戦術という観点で、山本五十六を…

「細川ガラシャ夫人」

細川ガラシャ夫人 作者:三浦 綾子 パンローリング株式会社 Amazon 最近、移動中の車内でアマゾンのオーディブルを聴いていますが、たまにはこういう小説も良いだろうと思い、聴いてみました。 細川ガラシャの幼少時から細川忠興の若妻時代は、明智光秀の動き…

「吉田松陰とその家族 兄を信じた妹たち」

吉田松陰とその家族 兄を信じた妹たち (中公新書) 作者:一坂太郎 中央公論新社 Amazon 大河ドラマ「花燃ゆ」放映当時に出た本で、Kindleで落としてそのままになっていたので、最近になって読んでみました。 私の場合、吉田松陰といえば 合本 世に棲む日日(…

「沖縄決戦ー高級参謀の手記」

yjochi.hatenadiary.com ずっと読み進めていたのですが、細かい戦況の話が延々と続き、地理がわからないのでGoogle マップで引いてみたりしながら読んでいるうちに、結構、時間がかかり、最近、やっと読み終えました。骨は折れましたが、沖縄戦への理解がよ…

「大和」艦橋から見たレイテ海戦 栗田艦隊は決して逃げていない!

「大和」艦橋から見たレイテ海戦 栗田艦隊は決して逃げていない! 作者:都竹卓郎 桜の花出版 Amazon 著者は、2018年に惜しくも逝去されましたが、2017年に、靖国神社であるイベントがあり、その際、間近でお姿を拝見したことがあります。かくしゃくとしてい…

「幻の本土上陸作戦 オリンピック作戦の全貌」

幻の本土上陸作戦 オリンピック作戦の全貌 (祥伝社新書) 作者:NHK「果てなき殲滅戦」取材班+中津海法寛 祥伝社 Amazon 以前、NHKで放映されたものが書籍化され、番組を観た記憶があって、早速、読んでみました。 昭和20年(1945年)秋以降に計画されていた連…

「日本大空襲「実行犯」の告白ーなぜ46万人は殺されたのか」

日本大空襲「実行犯」の告白―なぜ46万人は殺されたのか―(新潮新書) 作者:鈴木冬悠人 新潮社 Amazon 2017年にNHKBSで放映された番組が書籍化されたものですが、その番組を見た記憶があったので、最近出た本書を、早速、読んでみました。 私の認識では、日本…

「河井継之助の決断:長岡攻防戦における機動戦略とその限界」

河井継之助の決断: 長岡攻防戦における機動戦略とその限界 (歴史ソウゾウ文庫) 作者:福田 誠 Amazon かつて歴史関係の雑誌に掲載されたもののようですが、Kindleで読めるのをたまたま知り、興味を感じて読んでみました。 河井継之助が家老であった長岡藩が加…

「令和を生きる 平成の失敗を越えて」

令和を生きる 平成の失敗を越えて (幻冬舎新書) 作者:半藤 一利,池上 彰 幻冬舎 Amazon 一昨年の令和元年に出た本ですが、読んでいなくて、最近になって読みました。歴史に精通した半藤氏と博学な池上氏の対談で、なかなか読み応えがありました。 私が司法修…

「自衛隊最高幹部が語る令和の国防」

自衛隊最高幹部が語る令和の国防 (新潮新書) 作者:岩田 清文 ,武居 智久 ,尾上 定正 ,兼原 信克 新潮社 Amazon 自衛隊の幕僚長等を務めた元幹部らによる対談で、興味を感じて読んでみました。 軍事面から見た、現在の日本が置かれた状況、他国による日本攻撃…

「太平洋戦争への道 1931-1941」

太平洋戦争への道 1931-1941 (NHK出版新書 659, 659) 作者:半藤 一利,加藤 陽子 NHK出版 Amazon 2017年8月に、NHKラジオで行われた対談が書籍化されたということで、早速、読んでみました。 対談者は、いずれも、ジャーナリスト、研究者として昭和史に造詣が…

米、台湾に自走砲 バイデン政権初の武器売却に中国反発

米、台湾に自走砲 バイデン政権初の武器売却に中国反発(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース 米国防総省は、台湾が、米国などの部隊との相互運用能力を高めるとしている。今年1月にバイデン政権が発足した後、台湾への武器売却は初めてで、中国政府は反発…

「戦争というもの」

戦争というもの 作者:半藤 一利 PHP研究所 Amazon 今年1月に惜しまれつつ逝去した半藤一利氏の最後の著作、ということで、読んでみました。 雑誌に連載した上で、加筆して出版という予定であったようですが、体調悪化、逝去により、雑誌連載のものをまとめて…

「清六の戦争 ある従軍記者の軌跡」

清六の戦争 ある従軍記者の軌跡 作者:伊藤 絵理子 毎日新聞出版 Amazon 毎日新聞の連載が書籍化されたものですが、私自身、連載を読んでいたこともあり書籍化を知って興味を感じて読みました。連載よりは大幅に加筆されていて、もしかしたら書籍のほうが先に…

東京五輪にみる翻訳記事の危うさ

東京五輪にみる翻訳記事の危うさ(鴻巣友季子) - 個人 - Yahoo!ニュース わたしは正直、IOCとバッハ氏のやり方にはいろいろ疑問を抱いているし、現状での五輪開催には強い懸念をもっているが、それと翻訳者の務めは別のところにある。今回の「感謝しろ」発言…

中国で発見された人類の頭骨、新種「竜人」と報告、懐疑の声も

中国で発見された人類の頭骨、新種「竜人」と報告、懐疑の声も(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース 先行研究では、ネアンデルタール人とデニソワ人の共通祖先は、約60万年前にホモ・サピエンスの前身から分かれたことが示唆されている。…

「情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記」

情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記 (文春文庫) 作者:堀 栄三 文藝春秋 Amazon 著者は、もう亡くなりましたが、敗戦時までは元大本営参謀、戦後は陸上自衛隊でも情報畑を歩み、情報のエキスパートとして本書を執筆したもので、最近、久しぶりにアマゾ…

「沖縄決戦ー高級参謀の手記」

沖縄決戦 - 高級参謀の手記 (中公文庫プレミアム) 作者:八原 博通 中央公論新社 Amazon 先日、 失敗の本質 作者:戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎 ダイヤモンド社 Amazon を読み(正確には、オーディブルで聴いたので「聴き…

「辻政信の真実:失踪60年ー伝説の作戦参謀の謎を追う」

辻政信の真実: 失踪60年--伝説の作戦参謀の謎を追う (小学館新書 ま 13-1) 作者:前田 啓介 小学館 Amazon 辻政信といえば、昭和史に関する本を読んでいると、傲岸不遜、独断専行、国を誤らしめた陸軍参謀という悪い印象しか出てこず、最近亡くなった半藤一利…

「坂本龍馬と高杉晋作「幕末志士の実像」と虚像」

坂本龍馬と高杉晋作 「幕末志士の実像」と虚像 (朝日新書) 作者:一坂 太郎 朝日新聞出版 Amazon 坂本龍馬ににしても高杉晋作にしても、司馬遼太郎作品を始めとする「作品カッコを通じてのイメージが先行しがちですし、戦後に至るまでは、様々な思惑を持たれ…

「明智物語」

明智物語 作者:森秀利 発売日: 2021/02/05 メディア: オンデマンド (ペーパーバック) 明智光秀関連の本を何冊も買ったり検索したりしたせいか、アマゾンのおすすめでこれが出てきて、興味を感じ読んでみました。江戸初期に、明智家の関係者が語ったところを…

「明智光秀 織田政権の司令塔」

明智光秀 織田政権の司令塔 (中公新書) 作者:福島克彦 発売日: 2021/01/15 メディア: Kindle版 一昨年来、大河ドラマ「騏驎がくる」の関連で、明智光秀を取り上げた本を、複数読んできたのですが、今年初めに出たこれもおもしろそうだったので、最近になって…

「フジテレビプロデューサー血風録 楽しいだけでもテレビじゃない」

フジテレビ プロデューサー血風録 楽しいだけでもテレビじゃない 作者:太田 英昭 発売日: 2021/04/07 メディア: 単行本 著者はフジテレビ生え抜きでホールディングスの社長や産経新聞会長も務めた人ですが、テレビ全盛期にフジテレビで様々な番組作りに関わ…

港区立郷土歴史館特別展 「江戸の武家屋敷 -政治・生活・文化の舞台-」

www.minato-rekishi.com これを見てきました。25日から郷土歴史館自体が当面、休館になってしまう中、早速、見学できたのは幸運でした。 港区エリアには、江戸時代、他のエリア以上に大名屋敷が集中していたとのことで、これまでの発掘や研究の成果が凝縮さ…

「歴史上の人物たちがガイド役1!古典で旅する茶の湯八〇〇年史」

歴史上の人物たちがガイド役! 古典で旅する茶の湯八〇〇年史 作者:竹本千鶴 発売日: 2021/03/19 メディア: Kindle版 たまたま書店で見かけ、興味を感じて読んでみました。 茶道の歴史の上で、重要、有意義な古典に基づきつつ、茶道のコアな部分について、千…

「司馬遼太郎 リーダーの条件」

司馬遼太郎 リーダーの条件 (文春新書) 作者:磯田 道史,半藤 一利,鴨下 信一他 発売日: 2009/11/19 メディア: 新書 かなり前に、ちょっと読んで途中までになっていたのを、最近、書棚で見出して通読しました。 司馬作品に理想のリーダー像を見出す人、見出し…