「夜と霧 新版」

 

前から読んでみなければと思いつつも読めていなかったのですが、NHKで4月から

www.nhk.jp

を放映中で、これがなかなか興味深く、本書もやっと通しで、オーディブルで聴きました。

今更、私のような者が感想を述べるのもおこがましいものがありますが、ナチス強制収容所という絶望的な場所で、著者が、家族を思いつつ、希望を捨てずに生き抜こうとしたその心情が赤裸々につづられ、かつて訪問したアウシュヴィッツ強制収容所跡のことも思い出しながら、しみじみと最後まで聴き通しました。

本のほうでも、改めて読んでみたいと考えています。