韓国「超高齢社会」に突入、65歳以上の高齢者5人に1人 - 日本経済新聞
韓国行政安全省は24日、65歳以上の人口比率が20%を超えたと発表した。従来は2025年に超えると予測しており、前倒しで到達した。出生率の低下で社会の人口構造が急速に変わりつつある。
韓国が先を行っていますが、日本も、このような社会になっていて、出生率が上昇する見込みもなく、超高齢化、少子化、人口減少社会でいかに社会を維持していくか、真剣に考え実行しないと取り返しがつかなくなります。
例えば、定年制度を撤廃するとか、70歳まではごく当たり前に働くといったことにして、労働力人口を確保していく必要は切実にあるでしょう。少子化対策も、中途半端なものを小出しにしていくのではなく、真の意味で、子供を作ると幸せになれると、経済面も含め実感できるようなものにしていく必要があります。さらに、自由民主党は支持基盤の保守層に気兼ねして踏み込みませんが、外国人労働者を適切に導入して人手不足を解消していくことをやらないと、日本古来の伝統がどうのこうの能書きを垂れている間に、社会を支える人材が枯渇するという深刻な事態が間近に迫っています。
いつまでも問題を先送りにできるものではないという、強い自覚を持って、断固とした対策を講じていくべきでしょう。