「私の体の中に毒針がいる」79年経った今も続く被爆者の苦悩 #戦争の記憶 - 未来に残す 戦争の記憶 - Yahoo! JAPAN
「黒い雨」は被爆直後の調査をもとに援護対象区域が指定され、そこに住んでいた住民が被爆者とされていた。しかし、黒い雨はもっと広範囲で降ったとして、長年調査や裁判が行われ、住民は援護対象区域を拡大するよう訴えていた。そしてついに2021年、被爆者認定区域が拡大した。2022年、爆心地から19キロで「黒い雨」を浴びた迫田さんも新たに「被爆者」と認定されたのだ。黒い雨にあって77年が過ぎていた。
広島にいる私の親類にも、おそらく上記のような経緯に伴ってのことだと思いますが、当時、黒い雨が降ったエリアにいて、最近になって被爆者認定を受けた人がいます。そういう意味で、救済の対象が広がることは望ましいことだと思いますが、そのような救済の対象になることなく亡くなった方々が膨大にいることを思うと胸が痛みます。
核兵器が、単なる兵器ではなく、人類の子々孫々にまで悪影響を及ぼし続ける悪魔の兵器であることを、改めて広く認識していくべきでしょう。