映画「アイ・アム・レジェンド」

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前評判につられて息抜きに観てきました。近未来の地球上でウイルスがまん延し、人類が滅亡に至った後に生きる男(ウィル・スミス)が描かれています。
現実においても、鳥インフルエンザなどウイルス性疾患の脅威は存在し、かつてのスペイン風邪のような事態が、今後、発生する可能性は十分ありますから、映画としてのコンセプトは非常に良いと思いました。
ただ、ネタバレを避けるため詳細はコメントしませんが、受けを狙ったのか、B級アクション的な場面が多く、映画としての出来は今ひとつ、という印象を受けました。
映画を観る、というよりも、ウィル・スミスの奮闘振りを観る、というつもりで行ったほうが良いでしょう。そういう観点では、彼はよく頑張ったな、という清々しい気持ちで映画館を後にできる映画です。