映画「プラダを着た悪魔」

今更感がありますが、先日、映画館で、アン・ハサウェイ主演の「マイ・インターン

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をたまたま観て、これが意外におもしろく、観られずにいた「プラダを着た悪魔」も観ておこうと思い立ち、乗った飛行機の中でたまたまコンテンツの中に入っていたので、やっと観ることができました。
ストーリーや評価は、既にあらゆるところで言い尽くされていますから付け加えて言うことも特にないのですが、アン・ハサウェイのみずみずしい感じの演技が良いだけでなく、メリル・ストリープ演じるファッション誌の編集長の、女王様的な、人を見る目がある鋭さを持ちつつ繊細な、複雑な人物像を見事に演じていて、これも今更感がありますが、凄いなと感じ入りました。
アン・ハサウェイを見ながら、自分にもかつての若い頃、検察庁にいて、捜査や公判ができる検事になりたい、特捜部や公安部で難しい事件を解明、解決できる検事になりたいと思い、人並みに野心を持ち上の人に認めてもらいたいと頑張っていた(今でも別の形で頑張っていますが)日々が思い出され、何となくしんみりとした気分にもなりました。こうして、しがない弁護士になって世の片隅で細々と生きるようになってこその気分かもしれません。
さすがに評価の高い作品で、遅くはなりましたが観ておいて良かったと思いました。