映画「アルゴ」

http://wwws.warnerbros.co.jp/argo/

「アルゴ」主演・監督 ベン・アフレック 本当にあった奇想天外な救出作戦
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121026/ent12102608020006-n1.htm

で、

1979年、革命の嵐が吹き荒れるイランで、過激派が米大使館を襲撃、大使館員を人質にとった。6人の大使館員が脱出し、カナダ大使の家に身を隠すが、イラン革命防衛隊に見つかれば命はない。CIAの人質奪還のエキスパート、トニー・メンデス(アフレック)が作戦を思いつく。にせ映画を企画し、6人の米大使館員をカナダからロケハンに来た撮影スタッフに仕立て、出国させる…。

で紹介されているのを読むだけでも、手に汗握る感じですが、実際、観たところ、最初から緊迫感があり、人質帰還へ向けて努力する人々の姿や、それを阻止しようとするイラン側の動きが、とてもリアルに描かれていて、かなりよくできた秀作であると思いました。
イランでの米国大使館占拠事件が起き、人質が解放されるまでの当時、私は中学生から高校生で、当時の騒然とした状況や、米国が人質奪還の軍事作戦を敢行して失敗したことなどは、今でも思い出すことができます。ただ、この映画で描かれた奇想天外な作戦については、十数年前まで機密扱いにされていたこともあってか、最近になるまで知らず、映画で観て、とても興味深いものがありました。
詳細は、是非、映画でご覧いただきたいと思いますが、こういった困難なミッションの成否を左右するものが、人の勇気や決断力、人間性である、といったことを、強く感じさせるものがありました。