肺がん疑い見逃し、80代死亡 名古屋大病院、遺族に謝罪

肺がん疑い見逃し、80代死亡 名古屋大病院、遺族に謝罪(共同通信) - Yahoo!ニュース

病院によると、男性が訴えた下腹部痛の原因を調べるため、16年に放射線科医が胸腹部のCT検査を実施。肺がんの疑いが判明し、放射線科医は、男性が定期受診していた泌尿器科の担当医に「3カ月後に再検査を推奨します」などと求めるリポートを作成した。  

だが、担当医はリポートを熟読せず、男性に説明や再検査も行わなかった。

こういう事態は時々、報じられていて、接するたびに思うのですが、別の病院ならともかく、同じ病院ないですから、深刻な問題があることが発見された場合に、担当医に、無視できないような形でアラートが飛び、それに対して意識して何らかの措置を講じたことが明確にならなければ、アラートは消えず、それは事務局機能を持つところにも共有される仕組みになっていれば、こういった悲劇は相当程度防止できるのではないかと思います。また、そういったシステムを作るのは、それほど難しいことではないのではないかとも感じるものがあります。

深掘りしていくことも大切ですが、横の連携をうまく取って情報を共有する仕組みも大切でしょう。