容疑者、検査済証を盾に販売代金詐取か

http://www.sankei.co.jp/news/060521/sha006.htm

これが本当に詐欺罪になるかは、今後の動きを見てみないと何とも言えませんが、この記事を読んで、まず感じるのは、捜査機関というものは、自らが立件し起訴、有罪を目指すとなると、被害者本人や弁護士が持ってきたときには何だかんだと難癖をつけるような事件でも、なりふり構わず起訴、有罪へ持って行こうとするものである、ということですね。こういう、あふれるばかりの熱意を、その数分の一でもよいので、被害者や弁護士が事件を持って行ったときにも発揮してほしいものです。
また、上記の「容疑者」について感じるのは、しゃべりすぎる人間は多くの証拠も残してしまい、捜査機関がなりふり構わず攻めてきたときには不利になる、ということでしょう。本当に悪い人間は、極力しゃべらず、記録というものを残さないものです。