高齢女性が特殊詐欺被害 約2億5000万円だましとられる/千葉県松戸市

高齢女性が特殊詐欺被害 約2億5000万円だましとられる/千葉県松戸市(チバテレ) - Yahoo!ニュース

警察によりますと、2023年11月から2024年1月にかけて、松戸市に住む75歳の女性に総務省総合通信局や警察などの職員を名乗る男らから、「あなた名義の携帯電話が不正に使われ、被害届が出ている」などと電話がありました。  

話を信じた女性は犯人の指示でネットバンクや仮想通貨の取引口座を開設し、複数回にわたって現金合わせて約2億5千万円を仮想通貨に交換し、指定された仮想通貨口座に振り込んだということです。

こういう記事を読んでいていつも思うのは、そういう話をされて一旦は信じてしまうのはやむを得ないとしても、自分だけで突っ走らず、弁護士に相談するとか、そういう方法が取れない人が多く、それで被害が大きくなっていることが多いということですね。

弁護士に相談してから対応します、と返答するだけで、相手は詐欺師ですからあきらめるはずで、そういうことすら言えないというところに被害に陥る大きな落とし穴を感じます。

従来の日本における法教育の失敗が招いたことなのかもしれません。

突然、こういった電話がかかってきても、慌ててお金を払ったりせず、所轄警察署に電話して確かめてみるとか弁護士に相談してみるとか、そういうクッションを置けるようにしておくべきでしょう。それだけでこういった深刻な被害は防げます。