坂の上の雲(一)

 

坂の上の雲」は、通しで2、3回くらい読んでいるのではないかと思いますが、最近、通しでは読んでいなかったので通しで読みたくなり、一気に読むのは大変なのでポツポツと読むことにして、まず、第1巻を読みました。

明治維新後、士族が新たな生活を模索する中で、秋山兄弟が志を抱いて上京し、思いがけず軍人としての道を歩み始めるあたりまでが描かれていて、出身地である松山の風景を思い浮かべつつ、じっくり読みました。秋山真之の親友である正岡子規の歩みも、文化面の動きとして興味深く、両者を並行して描いた司馬遼太郎の慧眼を改めて感じました。

じっくり読み進めて、今年の年末までには通読したいと考えています。