「なぜ少子化は止められないのか」

 

新聞か何かの書評で紹介されていて、最近、何かと話題になりがちな少子化問題について、ベイシックな知識を持っておくのも悪くないと思い通読してみました。

とかく印象論、抽象論になりがちなこの問題ですが、本書では、様々な統計数値を踏まえつつ、少子化問題について多面的に検討されていて、読んで視野が広がった気がしました。

小手先の対症療法に終始せず、なぜ少子化が進むのか、その原因を直視して、出生率を反転、上昇させる思い切った施策を講じないと、日本社会の未来はますます暗いものになっていくでしょう。