ツールの大クラッシュ、原因つくった観客逮捕

ツールの大クラッシュ、原因つくった観客逮捕(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

事故は26日、ブレストからランデルノー(Landerneau)までの第1ステージで発生。道路脇でプラカードを手にした観客が原因となり、トニー・マルティン(Tony Martin、ドイツ)が落車。後続の選手も次々に落車する大事故に発展した。

 動画で事故当時の様子を見ましたが、観客が不用意に道路に出てきて選手たちを視界に入れることなくプラカードを振りかざしているところに衝突し、選手たちが次々と転倒していて、非常な危険性を感じました。

これが日本で起きた場合、刑事事件としてどうなるか、ちょっと考えてみたのですが、日本では、過失による業務妨害は処罰されていないので、転倒して怪我をした選手がいれば重過失傷害罪とか、道路への立ち入りを捉えて、道路交通法の何らかの規定での処罰を考える程度でしょうか。実務的には重過失傷害罪が問題にされそうな気がします。

こういう事故hが起きないよう、主催者側で、観客が安易に道路に立ち入れないように、きちんと管理していくことが、まず必要でしょう。自転車の転倒により打ちどころが悪いと死亡することもありますから、安全対策が急務でしょう。