【独自】内部通報へのパワハラで在宅起訴 「つぶす」脅迫の郵便局元統括局長

【独自】内部通報へのパワハラで在宅起訴 「つぶす」脅迫の郵便局元統括局長(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

関係者によると、2018年、日本郵便本社の内部通報窓口に、同社に勤める元統括局長の息子の内規違反に関する情報が寄せられた。これを知った元統括局長は同市の男性局長らが通報したと疑い、19年1月下旬、男性局長を呼び出して「犯人が局長やったら絶対につぶす」などと脅迫。通報者と認めるよう迫ったとして20年1月、強要未遂容疑で書類送検されていた。  男性局長はうつ状態と診断され、休職に追い込まれたという。

従来、仕事上の、暴力を伴わない、言葉での言い過ぎ、といった事案では、捜査当局も刑事事件としての立件に消極的な傾向があったと思います。本件では、単にそういったものとしては片付けられない悪質性が感じられますが、それにしても、公判請求にまで踏み切られているというのは、この種事案が軽視、看過し難い、刑事責任も追及されるべき悪質行為と見られているという、国民の意識、社会的な背景が大きく影響しているように感じられます。

日本郵政コンプライアンスは、様々な面で問題があり、いかに是正し正常化できるかが厳しく問われていると言えるでしょう。