琵琶湖漁師「年収1千万円」計画 IT駆使、湖魚の市場開拓 滋賀県が予算

琵琶湖漁師「年収1千万円」計画 IT駆使、湖魚の市場開拓 滋賀県が予算(京都新聞) - Yahoo!ニュース

県などによると、琵琶湖の漁業者は1970年代に約3800人いたが、最新の統計の2018年には836人まで減少、65歳以上が6割を超えるなど高齢化が進む。漁獲量も70年代の5千~6千トンから約800トンに減った。漁業者の年収は100万~300万円にとどまり、後継者育成が長年の課題となっている。

先日、さる地方へ行った際に、駅前の老舗らしき店のシャッターが下り、高齢化と後継者難で廃業した旨の貼り紙が貼られていて、後継者問題の深刻さを改めて感じるものがありました。

仕事はきつい、収入も低い、将来性もないでは、そういう仕事をしようという若者が出てこないのも当然で、仕事は多少きつくても(きつくないほうがう良いですが)、収入面や将来性で魅力があるものにしないと、様々な分野で後継者を見出せず廃業へと進まざるを得ないでしょう。

社会として、そういう望ましい方向へ進めるような、そういう支援が実効性あるものとしてできるような仕組み作りが急務だと思いますし、そのための予算措置も積極的に講じられるべきでしょう。