数日前に六本木の書店へ行ったら、これが目立つところに置いてありました。2009年に出たもので、前に読んだ気もしたのですが、改めて読むのも良さそうな気がして、Kindleで落として通読しました。
私自身、たまにテレビ関係の取材を受けることもあって、多分、内側はこうだろうなと推測したり、断片的に関係者から聞いたことも、この本には書いてあり、内部者の観点できっちりと書いてあるので、頭の中の整理になり、より具体的な知識、イメージを持つことができました。
主として民放テレビ局の内情が紹介されていますが、スポンサーからお金をもらい、視聴率を上げつつ、スポンサーからも満足を得る必要があり、内容も、誇張やヤラセは厳しく取り締まられるという、厳しい業界事情が垣間見え、たまに取材を受ける身にとっても参考になるものがありました。
この業界に興味、関心を持つ人にも、さらっと読めて参考になる一冊でしょう。