マスコミからの取材(私の場合)

それほど多くはないですが、私の場合も、時々、マスコミから取材の依頼があって対応することがあります。
そういった依頼が入るようになったのは、2004年の6月にブログを始めてから、それほど経っていない頃だったように思います。ブログで、事件、事故についていろいろとコメントを付けていましたから、それを見て、ということで取材が入るようになってきたものと思われます。最近は、ツイッターを見て、という取材もあります。
多いのは、電話でコメントを、というものですが、中には、会って話を聞きたいとか、ビデオ撮影しつつインタビューしたいとか、テレビ局やラジオ局へ来てほしい、といったものもあります。仕事の状況や時間が取れるかどうかを見つつ、可能な範囲内で対応していますが、こちらから売り込むようなことでもないので、ないときはないものです。ただ、一旦、例えば全国ネットのテレビにちょっと出たり、全国紙の紙面でコメントが出たりすると、その件に関連して、おそらくそれを見て、ということだと思いますが、取材が増える傾向があります。
今まで、取材が殺到状態で大変だったのは、例の遠隔操作事件当時で、これは、私自身が単なる第三者ではなくメールを送られた、その意味で当事者的な立場にあったので、本業の仕事は忙しいし取材も多いし、大変でした。変なものを送りつけるのはやめてくださいと、改めて声を大にして言っておきます。
取材を割りと受けるようになってから10年余りくらいになるので、記者やマスコミの中には、何かあると私に聞いてくる(ぱぱっと手短に答えるようにはしているので聞きやすいのかもしれません)という人や会社もありますし、記者同士、マスコミ内部で私に関する情報を共有していて地方の支局のようなところから急に電話がかかってくることもあります。可能な範囲で、丁寧に対応するようにしています。
コメント、取材対応は、漫然とはできないもので、必要に応じてちょっと時間をもらって調べてから回答することもありますし、多くの人々に、できるだけ有益な情報を伝えるという意味での重要性、公益性もあります。また、コメントすることで自分自身の考え方が整理されたり見落としていたことに気付く(その上でコメントする)といったメリットもあります。微力ながら、今後もできる範囲でこうした活動も続けたいとは考えています。
こうしたことをやってみたいと考えている人には、自分を売り込んだりする前に、地道にこつこつと専門性を生かしつつブログをやって人々に有益と思われる情報を提供する(継続して)とか、そういったことをツイッターなどのSNSにも反映させるといった、日頃からの活動を、まずしっかりやることをお勧めしたいですね。