Windowsは競争に乗り遅れている──オフィスに浸透するタブレット

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1204/13/news066.html

MicrosoftやカナダのResearch In Motion(RIM)がタブレット市場でシェアを拡大するのはますます難しくなりそうだ。この市場で消費者に人気が高いのは、iPadGoogleAndroidを搭載するタブレットだ。

企業向けアプリの開発者はWindows 8を3番目のプラットフォームとしてとらえるようになってきている。

MSの次期OSであるWindows8は、PCとタブレットがシームレスに使える、というものになるようですが、既にiPadがこれだけ普及し、それをAndroid
タブレットが猛追している状況では、MSのタブレットとしては、かなり厳しいものがあるでしょうね。
PCの分野では、MSオフィスにより作成されてきた膨大なドキュメントがあり、また、WindowsOSで動くソフトが主流で、今後も、WindowsOSが一定の役割は果たすと思いますが、タブレットの分野では、OSがWindowsでなければ困ることがあるか、というと、特に思い当たりません。むしろ、既にiOSAndroidに対応したアプリが多数出ている現状では、それらを便利に使うことで快適なタブレット生活を送ることができますから、わざわざWindowsタブレットを使う動機付けを見出すことはかなり困難でしょう。
今後は、おそらくPCの比重が徐々に下がり、人々の生活で使われるのはタブレットが主流となり、タブレットを制する者がこの世界を制するということになると予測されます。その中で、MSの占めるもの、果たすものも徐々に小さくなり、その必要性や影響力も低下するでしょう。