秋田→飽きた ナマハゲ→はげ頭病 「機械翻訳で…」誤訳多数 観光庁が東北観光博サイト閉鎖

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120414/dst12041423330014-n1.htm

誤訳の例として、歌人石川啄木の法要「啄木忌」は「Woodpecker mourning」(キツツキ喪)▽秋田県の生保内(おぼない)関所跡は「Barrier trace in life insurance」(生命保険における関所跡)▽秋田は「tired」(飽きた)−など。仙台市の「旧伊達邸」はローマ字表記で「きゅういたつてい」に。秋田県男鹿市の伝統行事「ナマハゲ」に至っては中国語で「はげ頭病」の意味になり、秋田県だけで30カ所以上あった。

古い言葉ですが、こういうものを「国辱」というのではないか、と思いましたね。機械翻訳は、私も、時々、外国語のアウトラインを短時間で把握するために利用することがありますが、こういったオフィシャルなサイトのコンテンツを、機械翻訳をかけて見せてしまう、というのは、明らかな誤用でしょう。
読んだ外国人も、上記のような記述を見て、得体のしれない魑魅魍魎だらけの奇怪な国、とは思わず、機械翻訳による珍妙な訳、とは見たと思われますが、むしろ、こういうところに機械翻訳をもってきてしまう、見識の無さにあきれられた可能性が高く、やはり、国辱ものであったという気がします。