「民事上告審における代理人訴訟活動」(今井功・平成22年度秋季弁護士研修講座)

先程、霞が関弁護士会館で、キャリア裁判官で元最高裁判事の今井弁護士による、上記の講座があり、聴講してきました。弁護士になって、こういった講座を聴講する機会は何度もありましたが、簡潔で要点を突いていてわかりやすく、満足度の高い内容でした。
私自身、最近は、手掛ける民事事件の比重が徐々に高まりつつあり、中には上告に至るケースも出ていますが、本を読んでも、法廷へ行くことがまずない上告審は、イメージがつかみにくくわかりにくいという印象が強く、その意味で、キャリア裁判官から最高裁判事まで務め現行民事訴訟法の立法過程にも関与された今井弁護士のお話には、参考になる点が多々ありました。配布されたレジュメも、簡潔ながら要点を突いたもので、このレジュメを読むだけでも、かなり参考になると思います。
こういったことは避けるべき、やらないようにすべきといったお話も聞けて、そういった点でも、今後の戒めになりました。