2幼児死体遺棄:熱気と異臭 「毎日のように泣き声」

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100731k0000m040100000c.html?inb=yt

虐待も頭をよぎったという男性は「最近、泣き声が止まっていた。死んでいるのかなとも思ったが、まさか本当とは……」と絶句した。
マンション住人のデザイナーの男性(26)は「数カ月前から生ごみが腐ったようなにおいがしていた。ベランダに出ると、強烈な刺激臭で驚いた」。約1カ月前までは「うー」という子どものうめき声が聞こえていたという。
別の住人の女性会社員(27)は「子どもを見たことはないが、今年の冬ぐらいから『痛い』とか『わー』とか泣き声がしていた」と最悪の結末に肩を落とした。

いろいろな報道を見ていると、児童相談所へ、異常を知らせる様々な情報が寄せられていたとのことですが、児童虐待防止法で定められている捜索、臨検といった措置も講じられず、ただ、行ってチャイムを押したが誰も出ないので帰って来た、程度のお座なりの措置しか講じられていなかったようです。
一種の、不作為による殺人、あるいは保護責任者遺棄致死の幇助であり、このような怠慢そのものの児童相談所関係者についても、立件ということも視野に入れて徹底的に捜査の対象にされなければならないと感じます。
子供が放置されている、という、具体的な疑いがあれば、警察へ通報し、警察において保護責任者遺棄容疑で捜索等の令状をとり、警察、児童相談所で室内へ立ち入り、子供を発見すれば救出するということも、その気になればできたはずで、それもせず、このような事態を招いた児童相談所は、子供を見殺しにしたに等しいと言わざるを得ないと思います。