Apple、『iOS 4』のパフォーマンス問題で調査を開始

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100730-00000004-inet-mobi

2008年に発売された iPhone 3G は、技術的水準から見て、現在ではかなり旧式のスマートフォンだ。Samsung Electronics が製造を手がける同製品は、620MHz の『ARM』プロセッサを搭載しているものの、消費電力と発熱を抑えるために412MHz にダウンクロックされている。これに対し、2009年に発売された『iPhone 3GS』では、833MHz のプロセッサを600MHz にダウンクロックしている。アプリケーション用メモリについても、iPhone 3GS が256MB を搭載しているのに対し、iPhone 3G は128MB しかない。
最新型の『iPhone 4』は、1GHz の『A4』プロセッサを搭載し (伝えられるところによれば800MHz にダウンクロックされているようだが)、アプリケーション用メモリは512MB となっている。

私は、3Gから、3GSをスキップして、4を使うようになったのですが、3Gでは動作が遅くていらいらしていたのが解消されていて、その原因の大きな部分は、上記のようなスペックの違いにあるのだろうと、記事を読んで強く感じました。
新OSというものは、利用者にとって魅力的なものですから、どうしても、わっと飛びついてしまいがちですが、旧型のスペックで対応できないということは十分あり得ることで、アップルとして、そういった事情をどこまできちんと伝えていたかということは、今後、大きく問題視されることになるでしょう。
3G利用者で、まだ新OSにアップグレードしていない人は、当面、見合わせたほうがよさそうですね。