<小沢氏秘書初公判>被告無罪主張 検察「ゼネコンに要求」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091219-00000010-mai-soci

検察側は、「西松が06年に受注した岩手県奥州市の胆沢(いさわ)ダムについて、大久保被告から『胆沢ダムは小沢ダムだ。そのことを忘れずに今後も協力してくれないと困る』と言われた」との西松幹部の供述調書も証拠提出した。弁護側は「天の声」について「陳情を受け承知したと答えたことはあるが、受注業者を決定する権限などない」と否定した。

前後の状況は知りませんが、「胆沢ダムは小沢ダムだ。」なんて、いくら秘書でも言いますかね(笑)。副部長や主任検事、取調官が供述者に「憑依」して調書になっているような気もしますが、真相が今後の公判で明らかになることを期待したいですね。
とは言え、裁判員裁判ではかなり神通力を失いつつありますが、検察官の作成した供述調書が、法廷で真相が明らかになった途端に、ゾンビのように次々と出現し証拠として採用され有罪になる、という構図は、東京地裁、東京高裁で裁かれる特捜部の事件ではまだまだ健在ですから、国策捜査という問題も含め、被告人、弁護人にはなかなか厳しい公判になるでしょう。