裁判員裁判・法廷詳報(1)

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/2009080301000409.htm

東京地裁では、これまで弁護人席の前の長いすに被告が座ることが多かったが、藤井被告は弁護人の隣に着席。襟付きのシャツに黒っぽいズボン、足元は革靴のように見えるサンダル。
秋葉康弘裁判長が「解錠していただいて」と促すと、刑務官が被告の手錠を外す。
秋葉裁判長の両隣の裁判官2人がいったん法壇後ろの出入り口から退廷。再び現れた裁判官に続き、裁判員6人が連なって入廷し、左右に分かれ着席。

裁判員裁判の際の被告人の着席位置については、

裁判員裁判 被告の着席どこに? 手錠外すタイミングは?
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090717#1247800053

でコメントしたように、以前から議論があって、先日のTBSドラマ「スマイル」撮影に立ち会った際も、少し迷った上で弁護人の隣に座ってもらうことにしましたが、今後は、弁護人の隣に着席というスタイルが主流になると思われ、ドラマで先取りした形になりほっとしました。
上記の記事では、先に裁判官が入廷しその面前で解錠した後、裁判官が一旦退廷、その後、裁判員とそろって入廷という手順を踏んでいて、解錠のタイミングということについての1つの解決方法と感じました。