O・J・シンプソン被告の裁判、陪審員の最終選考が始まる

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2515084/3308910

シンプソン被告は2007年9月、ラスベガス(Las Vegas)のホテルの客室に銃を持った仲間と押し入り、同被告ゆかりの記念品を強奪して逮捕され、12の罪状で起訴された。このうち誘拐と武装強盗の罪で有罪となれば、ネバダ州刑法では終身刑が適用される可能性もある。

ネバダ地裁のジャッキー・グラス(Jackie Glass)判事は、この判決に不満を持った市民が陪審員とならないよう気を配っている。「無罪となった前回の裁判の代わりに、今回の公判でシンプソン被告に罰を下そうとの考えは誤りだ。評決に元妻の殺人事件に関する私情をまじえてもらっては困る」
その一方で、シンプソン被告の選手時代のファンが陪審員になることも問題だと、グラス判事は話している。

再び法廷に登場することになってしまったO・J・シンプソンですが、今回の事件では共犯者もいるようで、なかなか厳しい状況になっているのかもしれません。
判事が言っていることはもっともですが、そうなると、陪審員になることができる人がかなり限定されそうで、選定が難航しそうな気がします。