2009年の手帳

私が最近使っているのは、クオバディス(QUOVADIS)の手帳で、サイズはいろいろと試してみた結果、大きすぎず小さすぎない(自分にとって)ということで、18センチ×24センチのものにしています。手帳としては結構有名なもので、定評がありますが、継続して使っているとこれで慣れてきて、翌年もまたこれ、ということになりがちです。
9月に入り、来年の予定も徐々に入りはじめている状況なので、仕事の合間に渋谷の東急ハンズへ行き、クオバディスの同じタイプのものを購入してきました。今使っているもののカバーは青色ですが、2009年のものはやや渋めの赤色にしました。
持ち帰って、早速、既に入っている予定を書き込んだりしましたが、まだ真っ白な手帳を見ていると、これからここにどのような予定が入って行くのだろうか、と、何となく期待し、また不安もあり、とはいえ心が少し浮き立つような、微妙な感情がわきあがってくるような気がします。来年は2009年で、再来年は2010年と、21世紀に入ってほぼ10年が経過しようとしていることが、いま一つ現実感が伴わないようにも思え、不思議な気もします。
人はこのようにして年を重ね、徐々に衰え、手帳に書き込むことも減って、そしてこの世を去って行くのでしょう。