裁判員は私服、被告はネクタイ可 法廷スタイル一新へ

http://www.asahi.com/national/update/0502/TKY200805020092.html

「裁判の公開」の原則から、顔を隠すことは認められない方向だ。

裁判員用のお面を作って、希望する人は、付けて法廷に出られるようにすると、顔が見られず、良いかもしれないですね(「犬神家の一族」に出てくる「佐清」みたいですが)。

私服の裁判員が登場するのと同様、裁判員が参加する裁判に限り、被告の服装が変わるとともに印象も一変しそうだ。保釈が認められず、勾留(こうりゅう)中の被告はサンダルにジャージー姿といった服装が定番となってきたが、一見すると、いかにも「悪いことをしたとの予見を与える」と日本弁護士連合会が求めていた改善が実現するからだ。

そういう議論の流れになっていますが、私個人は、そうは考えておらず、自分が被疑者、被告人になったら、ジャージ姿やその類の服装が、留置場や拘置所で寝起きし、そのままの姿で取調べや公判に出られるので、やはり便利だろうと感じています。そういう世界に慣れきってしまっているせいかもしれませんが。
被疑者や被告人がジャージ姿だからといって、「悪いことをした」という予断や偏見を持って見るのはおかしな話であり、見た目にこだわるのはどうかな、という印象を拭えません。ただ、あくまで未決であり、無罪が推定されている以上、従来のような、服装に関するきつすぎる制限は緩和すべきである、というのは、正しいと思います。