昭和天皇の軍事思想と戦略

昭和天皇の軍事思想と戦略

昭和天皇の軍事思想と戦略

2002年に出版された当時から、その存在は知っていましたが、昨日、書店で目にして少し立ち読みしたところ、おもしろいので購入しました。帰宅後も、少し読んでみました。
この本の特徴は、題名の「昭和天皇の」にもある通り、昭和天皇がどういった思想を持ち、その時々で何を考え行動したか、ということを、様々な資料から構築してみようとしていることでしょう。「イメージ」で語られやすい昭和天皇という存在を、1人の指導者として、具体的かつ丹念に検証することは、昭和史、特に敗戦に至るまでの戦史を考える上で避けては通れないことであり、今後、最後まで読み通して行くのが楽しみです。