ドコモ、ソフトバンク「821T」製造/販売差止で仮処分申請


http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39023.html

仮処分の根拠となるのは、不正競争防止法第2条第1項とされ、ユーザーに誤認させる表示という点で、販売・製造の差し止めを求めている。国内の携帯電話では、たとえば通話専用ケータイなどのように、ある企業が先駆けてリリースした形状やユーザーインターフェイス、機能を他社が追随するケースはこれまでにも存在している。しかし、ドコモの法務担当者が「(今回のように)仮処分申請したことは過去に例がないのではないか」とコメントしたように、法的に争われることは珍しい事例と言える。それだけに、今回、ドコモと富士通がなぜ申請に至ったのか、報道陣からは判定基準などを問う声が多く挙がった。
これに対し、ドコモの永田氏は「写真で見ていただければわかるが、ディスプレイ下部の1/2/3ボタン、方向決定キー、メニュー体系と操作する上で“顔”になる部分が酷似している」と述べ、ハードウェア1カ所ではなく、複数の組み合わせで構成されるものとした。

写真で見ると、十字型をしたボタンが似ているな、という印象を受けますね。ただ、それ以外の部分を見ていると、類似、模倣とまで言えるのかどうか、疑問も感じます。
この種の、操作が簡単な携帯電話は、ニーズが大きくよく売れているようなので、今後を見据え、この辺で一撃して圧力をかけておくための仮処分申立、ということなのかもしれません。本訴ではなく仮処分、というところに、そういった思惑を感じさせるものがあります。
私のほうは、先日買い換えたSH905の「お財布ケータイ」機能を充実させているところで、スイカ、エディ、ID、クイックペイが使えるようになって、徐々に、楽しい(?)携帯電子マネー生活を満喫しつつあります。