ゲーセンに逆風 大手、店舗閉鎖相次ぐ

http://www.asahi.com/life/update/0317/OSK200803170095.html

小型店の経営を支えてきた20〜30代のファンには、平成不況で正社員に就けなかったいわゆる「ロストジェネレーション」が多く含まれているとみられる。大手ゲーム会社の幹部は「不景気が言われ出した昨年秋ごろから小型店の来客数が目に見えて減り、持ちこたえられなくなった」と打ち明ける。

大きな原因とみられるのが、06年末に売り出された任天堂「Wii」の大ヒットだ。体を動かし、直感的に操作できるゲームはゲームセンターの得意技だったが、セガの上田晃一郎・広報部長は「体感型のゲームが楽しめるWiiに、熱心なゲームファン以外のお客さんを取られてしまった」。

私が、この種の店舗に最もよく行っていたのは、司法修習生として広島で実務修習中の頃ですから、昭和62年から昭和63年にかけてのことで、古い話です。当時は、現在ような大型のゲームセンターはほとんどなく、今のように家庭で気軽に高機能のゲームが楽しめる状況でもなく、中小規模の店舗でいろいろなゲームを楽しんでいた記憶があります。夕方になりその日の修習が終わると、広島市内の中心部の書店をいくつかまわり、本を買い、その後、ゲーセンに立ち寄って遊んでから帰る、という、今から思うと幼稚な生活をしていました。
人の遊び方というものも、時代につれ大きく変わって行くということでしょう。