http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080125-OYT1T00341.htm
鳩山法相は法曹人口について、「法曹の数が増えれば、質の問題に影響する。司法修習生の卒業試験不合格者が増えているのは、司法試験合格者数の増大と関係がある。門戸を広げ、誰でもなりやすいようにするという考えは誤っており、社会の乱れにつながる可能性がある」と述べた。
過去の鳩山発言を、本ブログで振り返ると、
「訴訟国家なら破滅」 鳩山法相 弁護士急増を懸念
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070907#1189153409
<死刑>「執行は自動的に」…鳩山法相、辞職後の会見で
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070925#1190702984
「友人の友人はアルカイダ」 鳩山法相、外国人記者らに
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071029#1193660955
鳩山また衝撃発言…秘書時代は「米国のスパイ」だった 田中首相当時
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071102#1193962542
鳩山法相、「日本にテロリストうろうろ」と発言
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071104#1194138170
と、発想のユニークさ(決してほめているわけではないので誤解なきよう)、口の回りの速さ、軽さが特徴的な法務大臣と言えるでしょう。
今回の発言は、「訴訟社会なら破滅」発言の延長線上にあると思われますが、法務大臣に「社会の乱れにつながる可能性」とまで言われると、法曹増員の方向で動いた人々が内乱陰謀罪か何かで捕まりかねない勢いであり、心穏やかでない人も多いと思います。
皆で頭を冷やし、選挙など個々の利害得失から距離を置き、国家百年の大計をを見据えつつ、冷静な議論を進める必要性を感じます。