映画「ユゴ 大統領有故」

http://www.cinemart.co.jp/yugo/

今日の午後、ある事件の公判前整理手続期日があり、2時間余りかかって、その後も今後の打ち合わせなどを行っていたため、さすがに疲れてしまって、早々に仕事を切り上げて、この映画を観ました。
原作については、以前、読んで、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20061225#1167019104
(奇しくも、ちょうど1年前の今日のエントリーです)

とコメントしたことがあります。
映画のほうは、リアルさが際立ち、それなりに楽しめましたが、事件が起きた背景に関する描写があまりなく、また、暗殺事件後の様々な緊迫した動き(原作ではかなり描かれています)の扱いもあっさりしていて、全体として、やや物足りなさを感じました。原作を読んだ上で観たほうが不満が残らない映画、と言えるかもしれません。
朴大統領の女性関係について、思わせぶりな触れ方がされていましたが、これは、上記の原作では触れられていないものでした。原作では、敢えてそこは避けていたのかもしれないな、という印象を受けました。