ウィニー開発者の控訴審開始=著作権侵害ほう助、一審は罰金刑−大阪高裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090119-00000016-jij-soci

弁護側は「ソフトを開発・公開しただけで、悪用した者をほう助したとはいえない」などとして、一審に続き無罪を主張する方針。検察側も量刑不当として控訴している。
一審京都地裁は2006年12月、「著作権を侵害する利用状況を認容しながらウィニーを不特定多数に提供した行為は、ほう助犯に当たる」と判断。一方、「侵害がまん延することまで企図していない」として、金子被告に罰金150万円(求刑懲役1年)を言い渡した。 

今日、控訴審の第1回公判が開かれるということで、私も傍聴に行きたかったのですが、担当する刑事事件の公判があって、残念ながら傍聴に行けないことになりました。
1審判決後、既に2年が経過していて、控訴審公判開始までこれだけ時間がかかるのは、異例中の異例と言って良いと思います。なぜ、これだけ時間がかかったのか、その理由はよくわかりませんが。

Winny京都地裁判決要旨を読んで(前)
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20061217#1166287607
Winny京都地裁判決要旨を読んで(後)
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20061219#1166461792