http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY200702010356.html
２人はそれぞれ大阪府警、警視庁の元警察官。
捜査２課の調べでは、２人は共謀のうえ０４年９月、人材派遣会社から返還され同室に保管してあった過払い金１０００万円を着服した疑い。２人でカジノなどのギャンブルに使ったとみられる。ほかに１億１０００万円が使途不明になっており、同課で調べている。
元危機管理室長とその部下、ということですが、これでは、危機管理ではなく危機創造でしょう。
「ヤメ検」も似ていますが、元警察官にも、真面目で信頼できる人がいる一方、でたらめでとんでもない悪人もいるようですから、「警察ＯＢ］というだけで安易に信用するのは危険です。
このニュースに出てくる２名が、どういった経緯で警察を中途退職したかはわかりませんが、破廉恥な不祥事等を引き起こして警察をクビになり、そのことを隠し、非常に問題がある人物でありながら、「警察ＯＢ」を売り物に民間企業に潜り込んだりする人物もいるようですから、人事担当者は注意が必要でしょう。採用にあたっては、退職の経緯をよく聞いて、必要に応じ調査もしてみることをお勧めします。
社内にこれだけ多額の現金を保管し、行方不明になってしまうという、会社の管理体制もかなり問題でしょう。
