「共謀罪」の対象絞る 自民部会、法案を大幅修正へ

http://www.asahi.com/politics/update/0201/012.html

政府案で共謀罪の対象となるのは「懲役・禁固4年」以上の犯罪。政府は国際条約批准のために必要だと説明してきた。しかし、小委員会は政府案のままでは国民の理解が得られないと判断。国際的組織犯罪に関係ないものは対象から外し、絞り込んだ結果を具体的に条文として列挙する方向で大幅修正に踏み切る。与党として法案を出し直す可能性もあるという。

笹川委員長は「役所の言うように機械的に国際条約を当てはめることはやめ、一度白紙にして国民の理解を得られるものを作りたい」と話した。

この方向性は望ましいものと言えるでしょう。「一度白紙にして」というところが、特に良いと思います。法務省にすり込まれていたことを、一度、全部忘れて、虚心坦懐に検討を進めるべきだと思います。
自民党から、「機械的に国際条約を当てはめている」と言われてしまう法務省(外務省も?)も、他人事ながら情けないですね。