北海道ガス漏れ:業務上過失致死容疑を視野に捜査

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070120k0000e040036000c.html

北ガスによると、18日に住民から「ガス警報器が鳴った」と通報があり、調べたが、ガス漏れ個所を特定した20日未明まで付近住民への告知や警察・消防に連絡していなかったという。

可能性としては、ガス漏れそのものについての過失と、上記のような、ガス漏れ発覚後の対応の遅れに関する過失が考えられ、立件の可能性としては、後者のほうが高そうです。
上記のように「連絡していなかった」ことが、通常の業務手順の範囲内でありこのような重大結果の予見可能性まで肯定できないのか、対応の遅れと死亡結果との間に因果関係があるか、といったことも、今後、問題になって行くと予想されます。
漏れたガスが人家に入って人が死亡したプロセスについては、おそらく、鑑定が必要であり、起訴不起訴が決まるまでにも、それなりの期間を要するように思います。