「開かれた学校」HPが落とし穴 ネット殺害予告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051021-00000009-khk-toh

HPは不特定多数が閲覧でき、HPに名前や写真の載った子どもが犯罪者に狙われる被害が後を絶たない。「学校は子どもを危害に遭わせないことが最優先。こういう事件が続けば、必然的にHPの匿名化は進む」(小学校教諭)という。

インターネット上のコンテンツは、不特定多数(極めて多数)の人の目に触れるものですから、コンテンツ自体、そういった公開になじむものかどうかは、十分吟味する必要があると思います。
インターネットが、ごく一部の限られた人のものにしか過ぎなかった時代の「牧歌的」な感覚のままでいるのは、あまりにも無防備、危険すぎるでしょう。
個人が特定されるような情報は、IDやパスワードを付与された人しか閲覧できないようにする、といった程度のことは、それほど難しくもなく、すぐに実行できます。
日本人の悪い癖で、いろいろな物事に過剰に反応し、極端から極端に振れるという傾向がありますが、「開かれた学校」という理念を大切にしつつ、インターネットと上手につきあい、無防備、危険なことはしない、ということは十分可能であり、そこは工夫次第でしょう。