勤務地だけでなく上司まで選択可能 北海道の企業が進める「社員ファースト」の秘策

勤務地だけでなく上司まで選択可能 北海道の企業が進める「社員ファースト」の秘策(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

アエラのアンケートでは、配属や転勤をきっかけに周囲の人間関係に苦しむ声が寄せられた。 新卒で配属された地方勤務が合わず「メンタル不調になり、地元に戻り、転職した」(埼玉県の20代女性)ケースや、大阪府から愛知県に単身赴任中の50代男性が「出向先の社員から煙たがられ、心身ともにつらい」と吐露する事例も。

専門家からは「日々の働く意欲の明暗を分けるのは、日常的な職務でかかわる半径10メートル以内の人間関係」だとの指摘もある。

私も、検察庁にいた当時は、2、3年に1回は転勤があり、知らない場所へ行き知らない人々に接しながら仕事して、振り返るとストレスがかなりあった印象があります。幸い、どこでもいろいろな人々に助けてもらい支えられて仕事ができましたが。そういう環境変化が辛くて耐えられないという人も少なくないでしょう。

うまくケアして、メンタルに不調を来すことがない仕組みづくりが非常に重要だと思いますし、かつてのように辞令一本で異動させて当たり前、ではなく、できるだけ無用な環境変化がないように工夫していく努力も必要だと、かつてを思い起こしながら感じます。