1998年8月期には415億円の売上を計上していました。
ただ、ショッピングセンターとの競争激化などによる規模の縮小などのため2010年ごろには売り上げは185億円まで減少し、東日本大震災の影響で盛岡店が休業に追い込まれた翌年には民事再生手続きを申し立て投資ファンドのもと事業の再建を図っていました。
しかし、その後も他社との競合で売上が伸び悩んだ上、新型コロナの影響で業績の悪化が進行していました。
1998年に415億円の売上があったものが、2010年には185億円まで減少と、10年余りの間に売上が半分を割り込んでいて、日本経済の不振、衰退と歩みが重なっています。さらに、地方における消費の落ち込みといったことも影響しているのでしょう。
長年、その地方の消費の中心にあった場所がなくなれば、衰退に拍車をかけることになるのは確実で、なぜこうなっているのか、こうならないためにはどうすべきかということを考えていかないと、衰退が進行するばかりだと危惧されます。