男子トイレを素手で掃除「おしっこが飛び散っていて。気持ち悪かった」　女子児童に指示した小学校の職員「できるだけきれいな校舎にして卒業生を送り出したかった」

今年3月、福岡県久留米市の公立小学校で、女子児童2人に男子トイレの便器を素手で掃除させていたことが分かった。女子児童のひとりは、しばらく「眠れない」「食欲がない」症状が続いたという。

昔から、精神修養の一環といった感覚でこういうトイレ掃除を強要する向きがありますが（素手でやれとか）、衛生上の問題がある上、現在の日本における一般的な衛生感覚にも反しており（そうであるから、眠れない、食欲がないということにもなるのでしょう）、明らかに不適切なものだと思います。

校舎を清潔な状態に維持するのは、学校当局の責任であり、そこを利用する児童、生徒の責任ではないでしょう。教育の名の下に、児童、生徒を奴隷的に働かせることがあってはならないと思います。こういう前時代的な発想は一掃すべきでしょう。