たまたま見つけて読んでみたのですが、様々な自動車のブランドのそれぞれについて、成り立ちや歴史、紆余曲折や現状、今後の展望について、著者なりの見方を交えながら書かれていて、私自身が知らないことも多々あって、なかなかに勉強になる内容でした。
自動車メーカーが、合従連衡を繰り返しつつ現在に至っていることがよくわかり、同一ブランドで安定的に長年にわたり車を売っていくことの難しさを感じました。今後、内燃機関車から電気自動車への転換が進む中で、様々な動きが出てくるでしょう。そういう動きを見ていく上で、本書を読んでおいて良かったと感じています。