事情聴取に対する“想定問答”メモ見つかる…捜査が及ぶことを想定し事前に作成か 殺人容疑で逮捕の区立中学校教諭

事情聴取に対する“想定問答”メモ見つかる…捜査が及ぶことを想定し事前に作成か 殺人容疑で逮捕の区立中学校教諭(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

容疑者の関係先から、こうした警視庁の事情聴取に関する“想定問答”のメモが見つかっていたことがわかりました。

私が平成元年(1989年)に検事に任官し、新任検事として東京地検にいた際に、特捜部の身柄事件の応援へ入るように命じられ、身柄になった複数の被疑者から、捜査に対してこういう口裏合わせをしていました、こういう通謀をしていました、といった供述調書が逮捕直後に次々と取られていたのを目の当たりにして、不正を行ったという関係者の認識を明確にする上で、こういったところが押さえられると役立つものだと、目から鱗が落ちるような思いがしたことがありました。

その当時のことを、上記の記事を読んで思い出しました。

真相を解明するためには、捜査で、一つ一つの事柄をおそろかにせず、地道に積み上げていく作業が不可欠です。