教団めぐる母の尋問「必要ない」 安倍氏銃撃、公判前に検察が反対

教団めぐる母の尋問「必要ない」 安倍氏銃撃、公判前に検察が反対(朝日新聞) - Yahoo!ニュース

関係者によると、弁護側は「教団が被告の生い立ちに与えた影響を明らかにしなければ動機を真に理解したことにならず、正しい量刑判断ができない」と主張。母親の証人尋問では、被告が小学生のときに入信した経緯から信仰が家庭に及ぼした影響まで詳しく聞く必要があり、数時間は確保してほしいと訴えた。  

また山上被告の家庭環境を別の視点からも語ってもらうとして別の親族の一人、さらに教団の特異性を専門的な見地から立証するとして、拘置所の山上被告と面会を続けている宗教社会学者ら3人の証人尋問も求めた。

私も公判専従の検事を通算で1年8ヶ月ほど経験したことがありますが、弁護人申請の証人については、大勢に影響がないもの以外は必要性がないと反対するのが通例で、検察官がそういう反対をするのは一種のお作法のようなものでしょう。

本件では、殺害行為や殺害の結果自体を被告人、弁護人は争っていないようで、量刑に大きく影響しそうな動機、犯行に至る経緯を強調したいところと推測されますが、自ずと限度はありますから、どこまで立証を許すか、裁判所が慎重に検討しているものと思われます。