7月から日本人の渡航も可能になるスペイン、プリペイドSIMで5Gサービスを展開中 - Engadget 日本版
スペインでは5Gサービスが始まっており、Vodafoneなら外国人でもプリペイドSIMを買って利用することができます。この夏にスペインへ行く人は、現地で高速なネットワークを使うことができるというわけです。ただし5G対応のスマートフォンが必要になるのはもちろんです。
Vodafoneスペインのサイトにはカバレッジマップが出ています。エリアはすでに面展開されており、エリア内をスマートフォンを持ったまま歩くと5Gが切れず繋がったまま。なかなか優秀でした。カバレッジマップは以下から見ることができます。
バルセロナの5Gの通信速度は下りが500から700kbps、上りが50から100Gbpsでした。屋外でもこれだけの速度が利用できればライブ配信もよりスムースに行うこともできます。日本の5Gの現状から見ると、スペインの状況はうらやましい限り。5Gがいつでもどこでも手軽に使える時代が早くやってきてほしいものです。
日本でも今春から5Gサービスが開始されていますが、「面」ではなく、ポツンポツンとした「点」」のサービスというのが現状で、わざわざ5G対応端末を新規に購入するには躊躇されるものがあります。せめて、上記のようなスペインの面展開程度は達成した上でサービス開始できなかったのでしょうか。
下りが500から700kbps程度出て、データが無制限で使えるのであれば(極端な利用に一定の制限がかかるとしても)、固定の光回線ではなく5Gに一本化して使ったほうが、より高速で便利という人もかなり出てくるでしょう。日本でも、早く5Gを全国で面展開して使えるようになって欲しいものです。私もスペインがうらやましいです。