黒川氏ケース、事件化困難？ 賭けマージャン、過去に摘発も（時事通信） - Yahoo!ニュース
朝日新聞は1回の勝ち負けは1人当たり数千円～2万円程度などと発表。一方、ある捜査幹部は「仲間内での遊びの範囲内だったら、事件にするのは難しい」と指摘する。現行犯ではないため、「誰がどういう状況でいくら賭けていたか再現できるまで詳しく調べなければならない」といい、立件のハードルも高いと話す。
警察当局が取締りを重点的に行うのは、暴力団が資金源として行うもので、捜査のリソースをそこに集中すれば、一般人が仲間内で行う賭博にまで手が回りません。
ただ、一般人が行うものでも、例えば、野球賭博は、高校野球のシーズンになると、職場でやっていましたという案件が時々、立件されていることがあり、おそらく、こういうのは垂れ込み（負けた人間が垂れ込むことが多い）によることが多いと推測されます。また、過去にスポーツ選手や芸能人が検挙された麻雀賭博では、おそらく、雀荘を舞台にかなりの金が動く賭博が行われているという情報が警察にもたらされ、踏み込んで検挙、という流れになっているものと推測されます。
ただ、仲間内の遊びなら賭博罪が成立しない、というわ毛ではなく、賢治長ともあろう者が、緊急事態宣言下の外出自粛中に出歩いて賭け麻雀という犯情の悪さを考えると、割と低額の罰金刑（10万円くらい）というのは、あり得ることではないかという気もします。
検察当局の今後の対応が注目されるでしょう。
