「iPhone」から「Android」への乗り換えが増加傾向--BankMyCell調べ

「iPhone」から「Android」への乗り換えが増加傾向--BankMyCell調べ - CNET Japan

中古デバイスの売買仲介サイトを運営するBankMyCellは、2018年10月から2019年6月までにiPhoneを下取りに出した3万8000人以上のユーザーのデータを収集し、オンライン下取りプロセスにおけるAppleのブランドロイヤルティなどに対する洞察を導き出した。調査によると、6月にiPhoneを下取りに出してサムスン製デバイスに乗り換えたユーザーは18.1%で、同社のこれまでの調査で最高レベルとなった。

 海外(アメリカ?)での調査結果ですが、隆盛を極めてきたiPhoneの勢いが失速しつつあるという、流れの変化を感じさせるものがあります。

既に、ブログやツイッターでも何度か指摘したことがありますが、iPhoneがハイエンドのAndroid機に競り負けつつあるのはカメラ機能です。今や、撮影したコンテンツをネットに上げる、「インスタ映え」を狙う人々が膨大にいる状況ですが、そういう人々にとって、ハイエンドの(ハイエンドでなくても)Android機は、見栄えがするものが撮りやすく大きな魅力があります。iPhoneは、素のままの良い写真が撮れるとはいえ、同じものを撮って比較すると、Android機に比べてiPhoneは寂しさを感じやすく、上記のような流れの背景にはそうした事情も存在しているのではないかと推測されます。

今秋に出るiPhoneは3連カメラ搭載と噂されていますが、新機能で巻き返すのか、このままAndroid機の優位を許すのか、そこも大きく注目されると思います。