パレスチナ大使爆死の公邸から違法な武器、チェコ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140103-00000012-jij_afp-int

チェコ週刊誌「レスペクト(Respekt)」は匿名の警察筋の情報として、爆発は、ジャマル大使が公邸の金庫内に隠されていた爆弾の取り扱いに失敗したためではないかと伝えている。同誌によれば、公邸からは自動小銃など10人規模の戦闘部隊の装備に相当する武器が見つかったという。
爆発したとされる金庫について、パレスチナ自治政府のリヤド・マルキ(Riyad Al-Malki)外相は「古いもので、間違った開け方をすると扉に仕掛けられた爆発物が爆発する仕組みになっていた」と述べた。

いろいろな情報が錯綜していて、原因はこれだと断定しにくい状況ですが、それなりにあり得る可能性として、爆発物の取扱いに失敗、誤爆という原因が浮上しているようです。大使館が、軍事上の拠点、武器弾薬の保管庫になっていた、という可能性もありそうです。
日本でも、過去に過激派の爆弾闘争が活発に行われていた当時、アジトで爆弾を誤爆させてしまった、それで発覚した、という事件があったことが思い出されます。非公然の軍事組織では専門性のあるメンバーが武器弾薬を扱っていても、そこまで専門性のない関係者が武器弾薬を取り扱うことによる、こういった事故の危険性ということは、取り扱う人のレベルや頻度により増大してくるもので、意外なところで危険なことになっているということがあり得るのが怖いと思います。
気をつけようもないので、ますます怖いのですが、やばい国、そういう国の関係個所には近寄らないようにするくらいしか対策が思い浮かびません。