<中国製品>「パクリ」戦闘機はダメ!「本物の性能には到達できず」―ロシア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000003-rcdc-cn

中国はロシアのスホーイ27を元に開発した最新鋭戦闘機・殲撃11を「自主開発」したと主張するなど、数多くの「パクリ」行為により軍事兵器市場におけるロシアの立場を脅かしてきた。

以前、オウム真理教が組織的に自動小銃(ロシアのAK−74をコピーしたもの)を製造しようとした武器等製造法違反事件の捜査に携わったことがありましたが、何名もの信者がかなりのお金をかけ苦労に苦労を重ね、結局、試作品程度のものしか製造できずに終わり、取り調べの際に、被疑者との間で、「ロシアで買ってきたほうが早く、お金も労力もかからなかった」という話が出たことが思い出されました。弾丸をきちんと発射し命中するような精度を確保するだけの自動小銃を製造することが、これほど難しいものか、ということを強く感じた記憶があります。
兵器の場合、似たようなものがパクリでできたとしても、信頼性、いざとなった場合にきちんと作動するかという問題もあり、安易にパクリ兵器を採用すると、結局、安物買いの銭失いのようなことになってしまう可能性があるような気がします。