ドコモ、新型iPhoneはSIMロック 他2社と同様

http://www.nikkei.com/article/DGXBZO59668940T10C13A9000000/

既にiPhoneを扱うKDDI(au)とソフトバンクモバイルもこれまで同様、SIMロックをかけた状態で新型iPhoneを発売することを決めた。新型iPhoneのように3社が同一機種を扱うのは珍しく、また人気の機種のためSIMフリー化を各社が推進すれば、消費者が購入後自由に通信会社を選べる環境が整う可能性があった。

ドコモは2011年4月以降に発売した全機種で、消費者からの申請に応じて店頭でSIMロックを解除するサービスを提供中。

海外で現地のsimカードを使ってデータ通信ができれば(そのためにはsimフリースマートフォン、携帯が必要ですが)、安ければ数日で1000円とかその程度で定額の(容量に上限があるのが普通ですが)サービスが使えて、日本の通信キャリアが行っている海外パケ放題サービスを利用するよりはるかに安価で済みますね。
通信キャリアとしては、利用者に対しかなりサービスをする以上、ロックをかけ囲い込みたい、と考えることはそれなりに理解できますが、ドコモの場合、通信方式が同一で現実的に競合するのはソフトバンクだけで、ドコモのsimを使わず敢えてソフトバンクを使う人それほどいるとは考えられず、記事にもあるように、android端末では有料ではありますがsimロック解除を行ってきた実績があるだけに、新iPhoneでロックをかけ解除しないというのは残念ですね。
やり方としては、国内ではドコモ以外の通信キャリアをロックし、海外ではsimフリーで使えるという選択肢もあったはずで、せめてそうしてほしかったという気がします。その意味では残念なニュースでした。