死亡の中国人女子高生、脱出後緊急車両にはねられる? 米紙

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130708/amr13070812460010-n1.htm

サンフランシスコ国際空港で起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故で、地元消防当局者は7日、死亡した16歳の中国人女子高生2人のうち1人が、事故現場に駆け付けた救急車など緊急車両にはねられて死亡した可能性があることを認めた。

地元消防当局者は、事故直後に30台以上の消防車などが現場に急行したとした上で、遺体の状況からひかれた可能性があると認めた。

このニュースには驚きましたが、考えてみると、脱出者が右往左往している中を緊急車両が四方八方から事故現場に駆けつければ、現場の混乱の中で、こうした事故が起きることが十分あり得るでしょう。機内から脱出した後、蜘蛛の子を散らすように四方八方へばらばらに逃げるのではなく、一定方向へ整然と進んで機体から離れる、ということがされないと、かなり危険な状況になるように思います。
また、1つの可能性として頭に浮かんだのは、韓国のアシアナ航空機に多数の中国人が搭乗していた、ということで、コミュニケーションがどの程度取れていたのか、ということですね。中国語を話せる客室乗務員がいたとしても、緊急時に、乗務員と乗客のコミュニケーションが取れたのか、疑問を感じるところであり、緊急時の避難誘導を適切に行う上で、言葉、コミュニケーションの問題は今後も課題として存在するような気がします。